Mac のメニューバーと画面の端を暗くして、視野を狭くする

Callulu · ガイド · · 3分で読めます

Callulu の SHADE。メニューバーと画面の縁が暗くなり、中央だけが残ったところ。

文章を書いている途中で、目がメニューバーの時計に行ってしまう。Dock のアイコンに付いた数字や、奥のウィンドウの端も目に入ります。どれも急ぎの用ではありません。画面の中で明るい所にあるので、目が向きます。

macOS には、作業している所の周りだけを暗くする設定はありません。いちばん近いのはフルスクリーンで、こちらは周りを暗くするかわりに隠します。

macOS の機能で届く所

ダークモードにすると、ウィンドウの枠やメニュー、Dock が暗い色になります。ただ、白い書類は白いままです。

フルスクリーンは、1つのアプリでメニューバーと Dock を隠します。手元の機能ではいちばん効きますが、ほかのアプリに移るたびに、フルスクリーンを出るか、操作スペースを切り替えることになります。

ステージマネージャは、ほかのウィンドウを画面の脇に小さく寄せます。小さくはなっても明るく、中身が変われば動きます。

Dock を自動的に隠す設定にすれば、下の Dock はひとつ片付きます。メニューバーとほかのウィンドウはそのままです。アクセシビリティの「透明度を下げる」は、メニューやメニューバーを不透明にします。透けて見える揺らぎは減りますが、明るさは変わりません。

気になるのが Dock だけなら、隠せば済みます。メニューバーと画面の端まで暗くしたいとなると、macOS の機能ではここまでです。

画面の端に暗い層を重ねる

もうひとつのやり方は、画面に暗い層を重ねることです。いちばん上に置かれる半透明の暗いウィンドウで、クリックは下のアプリへ素通しします。使っていない所にだけ重ねて、真ん中を空けておきます。

重ね方には2通りあります。ひとつは、いま前にあるウィンドウに合わせて、その周りを暗くするものです。ウィンドウを動かすと、暗い所もついてきます。もうひとつは、画面の決まった枠を暗くするもので、アプリを切り替えても枠は動きません。こちらは、見たいウィンドウを真ん中に置いて使います。

選ぶ前に確かめたい6つ

どのアプリを使うにしても、実際の作業で頼る前に、次を2分ほどで確かめておきます。

  1. 暗い層を点けたまま、メニューバーの項目や Dock のアイコンをクリックできる。暗い所がクリックを受け止めてしまうと、何かに触るたびに消すことになります。
  2. 操作スペースを移っても、フルスクリーンのアプリを開いても、暗い層が残る。
  3. 暗さを変えられる。ちょうどいい暗さは、部屋の明るさや時間帯で変わります。
  4. 暗くなるのは周りだけで、真ん中は明るいまま残る。
  5. 1回の操作で消せる。画面全体を使いたいときに、確認の画面を挟まずに消えるかを見ます。
  6. アクセシビリティや入力監視の許可を求めない。描いてクリックを素通しするだけのウィンドウに、その許可は要りません。

2台目のディスプレイをつないでいるなら、どの画面が暗くなるかも見ておきます。

SHADE が暗くする所

Callulu は、Mac のメニューバーに常駐して8つのサインを出すアプリです。そのうち、メニューで名前の下に「集中する」と出るのが SHADE です。点けると、メニューバーを黒くし、画面の左右と下を暗くして、中央の作業領域だけを残します。枠は決まった形で、アプリを切り替えても動きません。

暗い層はクリックを素通しし、どの操作スペースにも、フルスクリーンのアプリの上にも出ます。暗さはメニューで変えられます。メニューで SHADE を選ぶと点き、もう一度選ぶと消えます。ショートカット.app などから callulu://shade/toggle を開いても切り替えられ、直販版では右の ⌘ と右の ⇧ を同時に押しても切り替わります。

ほかの7つのサインとは別に、SHADE だけを点けておけます。点けているあいだも、下のアプリはいつもどおり動きます。

色を見る作業では消す

画像の端の色や明るさを見比べるときは、暗い枠が真ん中の見え方まで変えてしまいます。写真の仕上げのように色を確かめる作業のあいだは、暗い層を消しておきます。消すと、メニューバーと画面の端は元の明るさに戻ります。